少し前の話ですが、某書店さんにご挨拶に行ったときのお話。
そこの書店員さんが、こう言いました。
書店員「この前、●●先生とお会いしたんですよ。すごく緊張しました。作家の方と会うのは緊張しますね」
天祢涼「あの……今まさにあなたの目の前にいるこの私も作家なんですけど」
書店員「ああ。天祢さんは慣れました」
「慣れたんかい!」とツッコミを入れずにはいられませんでしたが、こう言ってもらえたことは正直うれしかったです。天祢涼の目標は最もオーラのないメフィスト賞作家ですから。おかげさまでメフィスト同窓会に行く度にほかの方々のすごさを目の当たりにして、目標を達成できていると感じています(この数年は行ってないし、今年はコロナの影響で無期限延期のようですが)。
なお、今年でデビュー10年なのに、未だ先輩作家とお会いするときは舞い上がるし、後輩作家を前にしているときも「あの売れっ子の●●くんと飲んでる!」「▲▲さんと話してる俺ってすげえ!」とはしゃいでいるのでオーラの出しようがないとも言う。