ここ数日、うちのブログに下記の記事へのアクセスが急増しています。
ダイエー向ヶ丘店になにかあったのか? と検索してみたところ。
ダイエー向ヶ丘店、9月30日で閉店
閉店……いつも割と賑わってるのに閉店……ここで買い物をして、隣の丸二青果でおじさんたちと喋りながら野菜や果物を買うことが何度もあったのに閉店……。いやあ、驚きました。
当然、ダイエーの敷地内にあるコメダ珈琲店も閉店。「コメダとシャノアール、どっちに行くか」という(俺の中だけの)熱い戦いにこんな形でピリオドが打たれるとは想像もしていませんでした。
ただ、納得はできます。
ダイエー向ヶ丘店の店内は、とにかく古い。築50年近い建物だけあってお世辞にも導線がいいとは言えないし、方々に「昭和」の香りが残っています(そこがいいのですが)。
テナントが抜けた後に新しいお店がなかなか入らないこともあって、「大丈夫なのか?」と思っていたのも事実。もしかしたら、内部ではだいぶ前から閉店が決まっていたのかもしれませんね。
気になるのが、跡地になにができるのか。
ダイエー向ヶ丘店は敷地がかなり広いので、このまま放置されるとは考えづらい。かといって、前述のように建物が古いのでそのまま新しい商業施設ができるとも考えづらい。あの広さで昼間からガランとしていると、ちょっとしたゴーストタウン感が漂いそうなので早々になにかできてほしいところ。向ヶ丘遊園の跡地は温泉施設ができるそうなので、導線上にあるダイエー向ヶ丘店跡地も集客力はあるはずですしね。
すなおに考えれば、「一時閉店」「この地に再出店する準備」と書いてあるのだから、リニューアルしたダイエーが同じ場所にできるとは思います。
ただ、穿った見方をすると「リニューアルオープン」ではなく、「この地」という曖昧な書き方からして、同じ場所での出店ではないのかもしれません。かといって、向ヶ丘遊園駅近辺でほかに手頃な場所はない気もします。お隣の登戸駅近辺は絶賛再開発中ですが、既にOKストアが進出することが発表されてますしね。
「ボーリング場が抜けたままだし、駅前の中和ビルがなくなるのでは」という噂も聞いたことはありますが、いまあのビルがなくなったら1階のLIFEもなくなってしまいます。ダイエーに続く撤退となると近隣住民の買い物選択肢が一気に狭まるので、これは避けてほしいところ。
さあ、どうなる?……といろいろ考えたところで答えは出ないのですが、ほぼ確実なことが一つ。
どこに再出店したとしても、たぶん店名は「ダイエー」ではなく「イオン」になりますよね?
時代の流れとはいえ、それはさみしいなあ。「ダイエーホークス」という名前に馴染みのある世代なもので(^_^;)
先のことはわかりませんが、ダイエー向ヶ丘店の皆様、ひとまずお疲れさまでした。イオン向ヶ丘店(仮)には、ぜひ未来屋書店にも入っていただきたいです。そして、この辺りを舞台にしている天祢涼の本をたくさん置いてほしいです(笑)。
2020年8月12日追記・あまりにアクセスが多いので、続報的な記事を書きました。