アニメ『フルーツバスケット』の由希の声を両方聴いてみた

今週の放送で『フルーツバスケット2nd season』が終わってしまいました。全26話だと思っていたので、突然別れを告げられたようでさみしい。

2001年版のアニメが原作の途中で終わってしまい、かつ、あれはあれできれいに完結してしまって続編は不可能だと思っていただけに、今回の「最初からつくり直して全編アニメ化」というのはファンとして非常にうれしいです。

Twitterでも書いたけど、2nd season最終回で明かされる事実はコミック17巻の登場人物紹介でネタバレしてます(初版で確認。2刷以降がどうなっているのかは不明)。初見の人は気をつけてね!と犠牲者は語る。

来年には完結編となる『フルーツバスケット The Final』(仮題かな?)が放送されるとのこと。いまから楽しみ。

が、冒頭に書いたとおりいきなり別れを告げられたようでさみしくて、配信されている2001年版『フルーツバスケット』をちょっとだけ観てみました。

実は今回のアニメが始まったとき、由希の声優が男性であることにものすごい違和感がありました。「由希は女顔なんだから女性声優だろう。旧アニメ版もそうだったじゃねえか!」と思っていたのです。が、いざ始まってみると島崎信長さんがすごすぎて、違和感はあっという間になくなりました。

逆に2001年版を観たら、女性声優の由希に違和感がありましたね。「これだと少年じゃなくて少女だろう。新アニメ版のように男性声優にするべきだったんじゃねえか!」と思ってしまったのです……最初だけ。久川綾さんの声がしっくりしすぎて、これまた違和感はあっという間になくなりました。

久川綾さんも島崎信長さんもすばらしい声優さんだ、と改めて気づかされた次第。

ちなみに2001年版は最終回のクライマックスで「For フルーツバスケット」のインストが流れてましたが、あれは鳥肌が立ちますね。自分にとって「For フルーツバスケット」は、アニソンとかナツメロとかそういう枠を超えた永遠の名曲。岡崎律子さんが歌うこの主題歌が大好きでした。

EDの「小さな祈り」も名曲なのだよ!


なんかいろいろ思い出が蘇ってきたんだけど、キリがないので終わる(笑)。

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天祢 涼
あまね りょう
第43回メフィスト賞を受賞してデビューしたミステリー作家です。代表作は次回作。読んだ人の胸を抉るようなミステリー、胸きゅんラブコメなミステリーを世に送るべく日夜模索中。このブログでは仕事情報のほか、MacやiPhoneのネタ、猫写真などをアップしております。