2月17日ころ発売になる天祢涼の新刊『Ghost ぼくの初恋が消えるまで』。連続殺人の犠牲になって幽霊になった初恋のお姉さん「いのり」と、「ぼく」の10年間の物語です。天祢涼史上、最も青春度の高い小説。ゲラを読んでくださった方々からは「エモい」「泣いた」などという声を頂戴してありがたいかぎりですm(_ _)m
版元は星海社。星海社FICTIONSは、デザインが凝ったスピンがついていたり、挿絵もカラーだったりときれいな本なので大変うれしい。
ストーリーを改めて。
なんで、いのり姉ちゃんがここにいるの?
殺されたはずなのに──
生方理人の下へ現れたのは、連続殺人の犠牲なった6歳年上の幼なじみ。犯人の顔を目撃していた幽霊──四条いのりは、連続殺人犯の逮捕への協力をただひとり彼女が視える理人に求めた。事件の酷薄な真相がすべて明らかになる時、理人の初恋に終止符を打つ、哀切なもうひとつの真実とは。
以前からブログに書いていた「自分で書いた話だけど見ただけで泣ける章扉」も情報解禁。
変わってしまう僕と、変わらない彼女の、この絆がずっと続けばいいと思っていた。
— 🔆久賀フーナ🔆 (@hu_na_) January 30, 2021
『Ghost ぼくの初恋が消えるまで』イラスト担当させて頂きました。https://t.co/vDsLkxjzOE pic.twitter.com/Djpt2BZPXO
ね? 言わんとしたことがわかるでしょう? 久賀フーナさんのイラストがすてきすぎる!
あとは発売を待つだけなのですが、ここでちょっとした問題が。
星海社FICTIONSだと、書店によってはライトノベルや新文芸の棚に並べられます。天祢涼とはあまり縁がなかった棚です。もちろん、これまでと同じ文芸書の棚や、コーナーで展開してくれるありがたいお店もあるとは思いますが、いままで天祢涼の本を買ってくれた人が書店のいつもの棚に行っても「在庫があるのに見つけられない」という事態になりかねません。
店員さんに訊いてもらえばいいのですが、おそらく一部地域に発出されている緊急事態宣言が延長されて発売日(2月17日ころ)と被るでしょうし、そうでなくてもコロナでなにかと大変でしょうから、できるだけ負担がかからないようにしたい。
というわけで、『Ghost ぼくの初恋が消えるまで』をいつもの書店(この場合はリアル書店です)で買いたい人は、まず文芸書と新文芸&ライトノベルの棚をさがして、それで見つからなかったら店員さんに訊いてもらえればm(_ _)m
そして新文芸&ライトノベルの読者さんは天祢涼のことを知らない人も多いと思うので、棚で見つけたら「この天祢涼って人の本、めちゃくちゃおもしろいんだよな! 読んでない奴は人生損しているから全部買った方がいいぜ!」と大きな声で言ってアピールしてもらいたい。約束だからね!!
なにかといつもと違うことにドキドキしつつ、高評価の『Ghost ぼくの初恋が消えるまで』をよろしくお願いします!