2021年の本屋大賞が発表されましたね。受賞作やランキングについては既に方々で報じられているので、自分の本のことだけ。
拙著『あの子の殺人計画』は28点獲得して32位でした。
二次選考に進んだ作品と較べれば、ポイント数に大きな差があります。ただ、『あの子の~』より上の作品はテレビで取り上げられる等、圧倒的な知名度を誇るものばかり。そこに「知名度抜群」とはお世辞にも言えない自分の本が喰らいついた! これは大変光栄ですし、うれしいことです。
誤解のないように書いておくと、知名度を得ることも含めて作家の実力だと思っています。自分はまだまだ実力が足りないということです。がんばらねば……。
投票してくれた人たちに、心から御礼申し上げます。
将来、「あのとき天祢涼に投票した俺(私)は見る目があった」と自慢してもらえるような小説家を目指して、これからも精進します(`_´)ゞ
来月は「境内」シリーズの新作『境内ではお静かに 神盗みの事件帖』を刊行予定。それ以降の長編書き下ろしも進めています(一つは『七夕祭りの事件帖』のフリーペーパーに書いたとおり、既にプロットは通ってる)。引き続き応援いただけるような小説を書きますm(_ _)m