貫井徳郎さんの新刊『邯鄲の島遥かなり』下巻を入手、早速読みました。大河小説の完結編。読み応えがあったし、なによりおもしろかった! 仕事や家のことそっちのけで、ほぼ一日で読了です。
最終章となる第十七部は紛うことなく大傑作ですが、個人的に好きなのは第十五部「野球小僧の詩(うた)」ですね。これ、野球好きにはたまらん青春小説です。これ一編だけで独立した小説にしてもいいくらい濃密でした。
ちなみに目次を見ただけで、ちょっとうるっとした←早い
最後まで読み終わって、そもそもの発端(という言い方が正しいのかわからんけど・笑)であるイチマツさんのこととか、島のこととかいろいろ考えてしまった。至福の読書時間でしたm(_ _)m