毎月、未来屋書店で展開される千街晶之さんが選ぶ本のコーナー、通称「千街さんコーナー」。2023年12月期は下記の本が選ばれています。
未来屋書店の千街晶之が選ぶ本のコーナー、今月は天祢涼『少女が最後に見た蛍』(文藝春秋)、岡本好貴『帆船軍艦の殺人』(東京創元社)、友井羊『100年のレシピ』(双葉社)、孫沁文『厳冬之棺』(ハヤカワ・ミステリ文庫)、ギジェルモ・マルティネス『アリス連続殺人』(扶桑社ミステリー)です。
— 千街晶之 (@sengaiakiyuki) December 11, 2023
というわけでなんと、拙著『少女が最後に見た蛍』も選んでいただきました。千街さん、ありがとうございます。大変光栄ですm(_ _)m ばたばたしていて投稿を見落としていたのですが、時期が時期なので勝手に「千街さんからの早めのクリスマスプレゼントだぜ。ひゃっほう!」と思わせていただきます(笑)。
『少女が最後に見た蛍』は、『希望が死んだ夜に』から始まる仲田シリーズ第四弾。シリーズ初どころか、天祢涼の人生初となる短編集です。探偵役の仲田蛍の過去話が中心で、小学生や中学生時代の仲田が出てきたり、『陽だまりに至る病』で登場した人物が再登場して愛の大暴走(?)をしたりします。
このシリーズはもう一作は書きたいと思ってはいるのですが、当面は自分史上最長長編となる『A(仮)』、昨日6刷が決まった『謎解き広報課』の続編、前々から予告している『Messiah Complex(仮)』、定年間際のおっさんが主役の短編などを進めております(合間に息抜きで境内番外編も書いてる)。
『Messiah Complex』は、今年後半連発したイベントの特典のどれかに、誰が主役の話か書いてます。