イラスト:ケッソクヒデキ
装幀:原田郁麻
発売日:2024年8月23日
定価:800円(税別)
出版社:KADOKAWA
この遺体は誰なのか--火葬まで96時間、すべての真実を暴き出せ。
版元のサイトより
川崎区の廃ビルで発見された身許不明の中年男性の遺体。
事件性なしと判断されるが、刑事の滝沢圭は死亡推定日時と遺品の壊れた腕時計が示す日付とのズレに事件性を疑っていた。
そんな中、遺体を引き取りに来た葬儀屋・御木本悠司が、これは自分の父親だと申し出る。
奇妙な偶然と遺体を目にした悠司が呟いた「殺したか」という言葉に疑念を抱いた滝沢は、独自に捜査を始めるが――疑惑と伏線が絡み合う社会派ミステリー!
最近の天祢涼の本とは傾向が違う、男同士の「バトル」が軸になる連作短編集。2018年6月発売の単行本の文庫化です。
帯を巻いたバージョンと並べてみた。どっちもかっこいい!
通常、文庫化されるまでの期間は2-4年。6年というのは随分と時間がかかっており、正直、もう文庫にはならないと思っていました。それが奇跡の文庫化。前担当のK氏、現担当のI氏はもちろん、応援くださっている読者さんに感謝です。
解説は、ミステリーマニアの書店員・三島政幸さんに担当いただきました。以前、三島さんとお会いしたとき、『罪びとの手』をほめてもらったのでお願いしたところ、快諾いただいたのです。三島さん、ありがとうございます!
サイン本の特典で、こんなものをつくりました。文庫化までの経緯や、単行本版からの修正点などを書いた6ページの「あとがき」です。100部限定で、なくなり次第終了。
今回、サイン本のお申し込みをいただいたのは都心3店舗の書店さんのみ。芳林堂書店高田馬場店さんでは先日までお名前入りサイン本の通販を受け付けていましたが、現在は終了しています。ブックポート中野島店さんでは、申込いただければ在庫があるかぎり販売していますが、サイン本の申込と受取で2回お店に行く必要があります(通販なし)。
残り1店舗については、近日中に情報解禁できないか模索中。第一報はSNSで速報的に書くと思うので、気になる人はチェックしておいてください。こちらです。
入手手段が限定されていますが、いろいろ裏話も書いているので、ほしい人はぜひ!
いつもならブログにいろいろ裏話を書くのですが、特典の方に全部ぶち込んでしまったので今回はここに書くことがない(^_^;)