昨日、日本推理作家協会賞の選考会が行われ、受賞作が決定しました(敬称略)。
〈長編および連作短編集部門〉
『百年法』山田宗樹(角川書店)
〈短編部門〉
『暗い越流』若竹七海(宝石ザミステリー2)
〈評論その他の部門〉
『「マルタの鷹」講義』諏訪部浩一(研究社)
おめでとうございます!
なお、拙作「父の葬式」(『葬式組曲』所収)も短編部門にノミネートされていたので、担当編集者と人生初の待ち会をするはず……だったのですが。
(待ち合わせ場所に向かう電車の中。iPhoneに着信あり)
(車内なので声をひそめて)「もしもし?」
〈日本推理作家協会です。先ほど短編部門の選考会が行われて、若竹七海さんの『暗い越流』に決定しました〉
(車内なのでやっぱり声をひそめて)「はい、わかりました」
(車内なので即座に切らざるえない)
というわけで天祢涼初の待ち会は始まる前に終了と相成りました。
でも今回は、憧れの先輩作家さん達が受賞・ノミネートされた賞に名前をあげていただいただけで満足です。評価してくださった方、応援してくださった方、どうもありがとうございましたm(_ _)m