昨日は夕方から池袋で、担当S氏と打ち合わせ。年内に某誌で新連載を開始予定なのです。テーマは「家族」になる予定。いろいろ課題やアイデアをもらいました。よい作品をお届けできるようがんばります。
その後、東京芸術劇場で城山羊の会の公演「仲直りするために果物を」を観劇。作・演出は山内ケンジさん。プロデューサーは、ミステリーナイトのプロデュースでもおなじみ城島和加乃さん。
山内さんが前作の『トロワグロ trois grotesques』で岸田國士戯曲賞を受賞したので「チケットが取りにくいかも」と言われていたのですが、ほぼ満席でした。
内容ですが、ピントのずれた会話が続いた末に、登場人物の間の悪さが重なって、例によって予想外の展開が……(笑)。これは誰かと話したくなる作品だ。終わった後、客席やロビーでいろいろと語り合っている人達の姿が散見されました。でもネタバレになるので、具体的なことは一切書けません。「とにかく観て!」としか言いようがない。
なお、昨日が初日だったのですが、天祢涼の目には手慣れた雰囲気に見えました。が、終演後に「大家の岡崎」を演じた岡部たかしさんと少しお話ししたところ、「みんなドキドキでしたよ」。全然そんな風に見えなかった……プロってすごい。
「仲直りするために果物を」は池袋の東京芸術劇場シアターウエストにて、2015年6月7日まで上演中です。詳細は城山羊の会さんのサイトでご確認ください。
天祢 涼(あまね りょう)