11作目と12作目と、その女性は妻ではない件

昨日は光文社さんが主催する第20回日本ミステリー文学大賞、日本ミステリー文学新人賞、鶴屋南北戯曲賞(いわゆる「光文三賞」)の懇親パーティーにお邪魔しました(〆切前でばたばたしていて授賞式は欠席)。

日本ミステリー文学大賞 佐々木譲さん
日本ミステリー文学大賞新人賞  『木足の猿』戸南浩平さん
鶴屋南北戯曲賞 『母と惑星について、および自転する女たちの記録』蓬莱竜太さん

詳細につきましては、ミステリー文学資料館をご覧ください。

会場でいただいた 『木足の猿』。楽しみに拝読します。

パーティーの最中、各社の担当さんとも打ち合わせ。11作目と、さらにその先の12作目の進行方法について確認しました。どちらもまだ情報を出せる段階ではないのですが、期待してお待ちいただければと思います。

12作目は、これまで天祢涼が上梓した小説とは異なる読み味のミステリです。銀髪少女もおバカな世襲議員も出てきませんが、これはこれで楽しんでいただける!はずです。

ちなみに、打ち合わせを一通り終えて、あとはのんびり歓談しながらビールでも……と思っていたら、千澤のり子さんから衝撃の発言をされました。

千澤さん「天祢さんの奥さんに間違えられちゃった」

正直、反応に困ったので、我ながらものすごく微妙な表情をしてしまいました。

天祢「誰がそんなことを?」
千澤さん「イクタケマコトさん」

なんでですか、イクタケさん!?

後でご本人に確認したところ、千澤さんと料理の列に並んでいるとき、遠目に仲がよさそうに見えたので「てっきりご夫婦かと思った」そうです。そうか。俺、千澤さんと結婚してたのか! ※念のため書いておきますが違います

こういう話が独り歩きして、Wikipediaとかに「妻は千澤のり子」とか書かれたらウケるなあ。
by 天祢涼(あまね りょう)
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天祢 涼
あまね りょう
第43回メフィスト賞を受賞してデビューしたミステリー作家です。代表作は次回作。読んだ人の胸を抉るようなミステリー、胸きゅんラブコメなミステリーを世に送るべく日夜模索中。このブログでは仕事情報のほか、MacやiPhoneのネタ、猫写真などをアップしております。